理学療法士が考える、インフレに負けない働き方と生活防衛術

生活に役立つ気づき

こんにちは!私は、理学療法士として病院勤務をしている片田舎の理学療法士です。

最近、スーパーやガソリンスタンドに行くたびに「また、値段が上がっているな・・・」と感じることが多くなってきました。

物価の上昇=インフレが、じわじわと私たちの生活に影響を与えているのを実感しています。そしてこれからも生活に打撃を与えていくと思います。

さて、医療職である私たちの給与水準はどうでしょうか?

地域や個人によって違いはあるでしょうが、昇給幅は小さく、基本給や手当は年々大きく増えるわけでもありません。「頑張って働いているのに、なぜかお金が足りない・・・」ーそんな違和感を感じている方も多いのではないでしょうか。

今回は、理学療法士の目線から「インフレに負けないための働き方と生活の守り方」についてお話ししたいと思います。

1.医療職の収入は”上がりにくい”という現実

理学療法士をはじめとするリハビリ職は、収入が安定している一方で、「急激に増える事がない」職業でもあると思います。実際にわたくしもじわじわとしか増えてきてない現状です💦

年功序列や昇給制度がしっかりしている職場でも、物価上昇に見合うような給与アップはなかなか難しいのが実情です。

一方で、日々の出費は、確実に増えます。個人的には昼食代、通勤費。家庭的には水道光熱費、家庭の生活費、子育て費用……何にもかもが上がっています。

つまり、「同じ働き方、同じ生活」では確実に赤字体質に陥るリスクがあるということ。これを放置していると、いずれ生活が立ち行かなくなるんじゃないかと震える毎日です。

2.働き方にも”守り“と”攻め“が必要

私がここ数年で感じたのは、「働き方も柔軟に考えないと生き残れない時代になってきた」ということ。

例えば、以下のような行動は、全ての生活防衛の一部です。

副業を始める(ライター、オンライン講師、YouTubeなど)

フリーランスとして働く選択肢を持つ

訪問リハや夜間アルバイトなど、単発収入の確保

有給の使い方を見直し、休みの質を高めて体調を管理

「理学療法士の資格=病院勤務だけ」と考えると、選択肢が非常に狭くなります。しかし、今は情報発信、教育、個別セッション、企業案件などのスキルを活かせる場所が広がっていることを実感しています。

3.お金の守り方:生活費は「固定費」から見直す

インフレ対策は、収入を増やすことだけではありません。支出を抑えることで、お金の流出を防ぐこともできます。

特に、以下の「固定費の見直し」は即効性が高いです。

・スマホ料金⇒大手キャリアから格安SIMへ

・サブスク⇒使っていないサービスの解約

・車の維持費⇒車自体が本当に必要か、経費がかさむような車は今必要か検討

毎月5,000円の固定費削減は、1年で5,000×12ヶ月=6万円の手取りアップと同じ効果です。支出を減らす=収入を増やすのと同じ価値がある、という視点は重要です。

4.「お金」と「健康」のバランスを取る

私たち理学療法士は、健康の大切さを誰よりも理解しているはずです。だからこそ、お金を節約するあまり心と身体をすり減らす生活は本末転倒です。

例えば……

・栄養バランスを考えた”節約食”

・ストレスの少ない運動やリラクゼーション法(ヨガなど・・・)

・睡眠の質に投資する(枕・マットや照明:間接照明などの見直し)

健康こそが、最大の資産。「病気にならない暮らし方=医療費の節約」でもあります。自分自身のセルフケアを怠らないことが、将来の生活を守ることにつながります。

5.今後の為に「増やす」力もつける

最後に、収入や資産を”増やす”視点についても少し触れます。

理学療法士は金融リテラシ―に疎い人も多く、「投資は怖いもの」というイメージを持っている人も多い印象です。しかし、つみたてNISAやiDeCoなどの制度を上手に活用すれば、小額からでも資産形成を始めることができます

私自身毎月の収入から1~2万円を投資に回しています。すぐに大きな利益が出るわけではありませんが、将来の安心につながる「生活防衛」の一環として捉えています。

おわりに

インフレという時代の変化に、私たちはどう立ち向かえばいいのか?答えは、「今まで通り」ではなく、「今の自分になった働き方と生活の見直し」をすることです。

理学療法士として、ただ患者さんのケアをするだけでなく、自分自身の生活と心身を守るための知識と選択をもつこともまた、これからの時代に求められるスキルだと私は思います。

変化を恐れず、一歩ずつ確実に生活を整えていきましょう。

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